- Codexの初期設定は、作業フォルダと権限から確認しよう
- 使う入口とサインイン状態を確認する
- 今すぐ確認する設定と、後で追加する設定を分ける
- 作業フォルダは、必要なファイルだけの練習用に絞ろう
- 原本を残し、コピーで試す場所を用意する
- 選んだ場所とCodexの作業場所を照合する
- 権限は「Ask for approval」から確認しよう
- 設定画面と現在のチャットの権限を確認する
- 指示文と実際のアクセス制限を分けて考える
- 日本語と作業ルールを伝え、必要ならAGENTS.mdに残そう
- 最初の依頼に「対象・残すもの・確認方法」を添える
- 繰り返すルールだけAGENTS.mdへまとめる
- モデルやconfig.tomlは、必要になってから見直そう
- 使えるモデルと現在の設定を確認する
- アプリ設定・config.toml・AGENTS.mdの役割を分ける
- 通知や表示、外部連携は用途に合わせて追加する
- 初期設定ができたら、ファイルを変更しない依頼で確かめよう
- 対象とルールを読み取って、認識を確認してもらう
- 場所・権限・ルールが違ったときの確認順を決める
- まとめ|作業場所と権限を確認したら、小さく使い始めよう

Codexの初期設定は、作業フォルダ・権限・指示ルールの確認から始めると整理しやすいです。導入とサインインが終わったら、原稿のコピーなどを使い、対象の場所で動いているか確かめましょう。
起動できたのに、設定名を見た途端に手が止まる。AGENTS.mdやconfig.tomlまで出てくると、全部そろえないと使えない気がしますよね。
最初に確認する項目と、必要になってから足す項目を分けて、順番に見ていきます。最後はファイルを変更しない依頼で、作業場所とルールの認識を確認します。
このブログは、AIツールを「むずかしいもの」から「自分の道具」に変えていく、その過程を一緒にたどる場所です。
もしもAIが、あなたの仕事の右腕になったら。その最初の一歩を、ここから始めましょう。
Codexの初期設定は、作業フォルダと権限から確認しよう


🗨️ たかのひとことメモ
最初から設定を全部変えなくても大丈夫。何を触れる状態なのか、そこから確かめましょう。
まず確認したいのは、どこで作業し、何を許可するかです。モデルの細かな調整より先に、対象のフォルダと現在の権限を見ておくと、最初の依頼を絞れます。設定画面を端から開くと、準備だけでひと仕事。今日は使う範囲から決めていきましょう。
使う入口とサインイン状態を確認する
この記事は、Windowsのデスクトップアプリでローカルのファイルを扱うCodexを主に想定します。ローカルとは、自分のPC上の作業場所のこと。PowerShellなどに文字を入力して操作するCLI(コマンドライン)や、コードを書く画面に組み込むIDE拡張とは、入口が異なります。
2026年10月6日時点の公式案内では、ChatGPTデスクトップアプリでサインインし、新しいチャットの製品選択からCodexを選ぶ手順が示されています。画面名が手元と違うときは、アプリの版と使っている入口を確かめてください。
まだ導入やサインインが終わっていない方は、CodexをWindowsにインストールする手順から準備を進めてください。入口の確認には、OpenAI公式のCodexクイックスタートも使えます。
今すぐ確認する設定と、後で追加する設定を分ける
設定項目は多くても、最初の仕事に全部使うわけではありません。たとえば原稿の内容を確認してもらうだけなら、外部サービスとの連携を増やすより、原稿がどこにあるかを決めるほうが先です。
最初は次の区分で考えると、手を付ける場所を絞れます。これはおすすめの確認順であって、OpenAIがすべての用途に求める必須設定の一覧ではありません。

使う目的が決まれば、必要な設定も見えてきます。設定を増やすこと自体を、準備のゴールにしなくて大丈夫です。
入口が確認できたら、次は練習用の置き場所です。原稿のコピーを用意して進めます。
作業フォルダは、必要なファイルだけの練習用に絞ろう


🗨️ たかのひとことメモ
いきなり書類全部を渡すと、こちらも迷子です。今日は使うファイルだけ集めましょう。
最初の作業フォルダは、確認しやすい小さな場所がおすすめです。PC内の書類を丸ごとまとめるより、練習用の原稿を一つ置くほうが、結果を見比べやすくなります。原本を残せば、変更を試すときにも元の内容を確かめられます。
原本を残し、コピーで試す場所を用意する
たとえば「Codex練習」というフォルダを作り、短い原稿をコピーして「練習原稿.txt」として置きます。これは操作例です。いきなり本番の原稿や仕事の資料を集めず、自分で内容を確認できるファイルから選んでみてください。
原本を別に残し、どちらを対象にするか分かる名前を付けます。「最新版」「最新版2」だけだと、人間も途中で分からなくなるんですよね。ファイル名と保存場所をセットで見ておくと、依頼時に指定しやすくなります。
コピーを使うのは、変更後に原本と見比べるためです。コピーを置いたことや、フォルダを選んだことだけで、PC全体へのアクセスが制限されたとは考えないでください。操作できる範囲は次の権限設定でも確認します。
選んだ場所とCodexの作業場所を照合する
エクスプローラーで開いている場所と、Codexのプロジェクトに登録した場所を見比べます。フォルダ名が同じでも、デスクトップとドキュメントでは別の場所です。階層を省かない絶対パスと、対象ファイル名まで確認しておくと区別できます。
複数のフォルダを登録する場合は、主フォルダも確認しましょう。公式のプロジェクト案内では、新しいチャットは主フォルダを基準にし、AGENTS.mdなどの自動探索も主フォルダを対象にすると説明されています。練習段階では、一つのフォルダから始めると確認する場所を減らせます。
画面での選択や、作業場所の確かめ方を詳しく見たい方は、Codexの作業フォルダを選ぶ方法を確認できます。複数フォルダの扱いは、OpenAI公式のプロジェクトとフォルダ設定が根拠です。
作業場所が分かったら、触れてよい範囲を確認します。フォルダと権限はセットで見ましょう。
権限は「Ask for approval」から確認しよう


🗨️ たかのひとことメモ
毎回聞いてくれると思い込む前に、今の権限を確認。名前だけで安心しないでいきましょう。
権限は、Codexがどの範囲を操作でき、境界を越えるときに誰が判断するかを決めるものです。初めてなら、公式が多くの作業の出発点として案内する「Ask for approval(承認を求める)」から確認するのが一案です。
設定画面と現在のチャットの権限を確認する
Ask for approvalは、すべての操作の前に毎回尋ねるモードではありません。公式説明では、作業領域内の編集や通常のコマンド実行は進め、ネット接続や領域外へのアクセスなど、境界を越える操作では承認を求めます。ファイルの変更も最初から一件ずつ聞かれる、とは思わないでください。
アプリでは、追加の権限モードを設定画面で有効にすることと、現在のチャットでそのモードを選ぶことを分けて確認します。選択肢を表示できる状態にしても、今のチャットの権限まで自動で変わったとは限りません。
最初の試行のために、Full accessへ広げる必要はありません。今の対象フォルダと許可範囲を見て、承認画面が出たら何を実行する依頼なのかを確認します。管理された環境では、使えるモードに制約がある場合もあります。
指示文と実際のアクセス制限を分けて考える
「この原稿だけ見て」と書くのは、依頼する範囲を伝える指示です。一方、実際に操作できるファイルや通信を制限する仕組みは、サンドボックスと呼ばれます。作業場所を囲う仕組み、と考えると分かりやすいです。
指示は具体的に書き、現在の権限も別に確認します。依頼文やAGENTS.mdに「勝手に変更しない」と書いたことだけで、書き込み権限がなくなったわけではありません。返事に「了解」とあっても、設定画面の確認は省かず進めましょう。
権限モードごとの違いや承認する範囲に迷ったら、Codexの権限設定と承認の選び方で整理できます。許可範囲とモード選択の仕様は、OpenAI公式の権限モードで確認しました。
権限を確認できたら、依頼の言葉を整えます。何を残し、どう確認するかまで添えましょう。
日本語と作業ルールを伝え、必要ならAGENTS.mdに残そう


🗨️ たかのひとことメモ
「いい感じに」で伝わる部分もありますが、残してほしいものは、言葉にしておきましょう。
最初の依頼には、対象・残すもの・確認方法を添えると、作業のゴールを共有しやすくなります。毎回同じことを頼むようになったら、AGENTS.md(エージェンツ・エムディー)という指示ファイルへ共通ルールをまとめられます。
最初の依頼に「対象・残すもの・確認方法」を添える
まずは、そのチャットで必要なことを日本語で伝えれば始められます。「日本語で答えて」「練習フォルダ内の原稿だけを対象にして」「元のファイルは変更しないで」と、読めば対象が分かる言葉にします。日本語の応答を頼むことと、アプリのメニュー表示を日本語化することは別です。
変更を頼む段階なら、たとえば「練習原稿.txtのコピーを作り、誤字だけ直して。直した箇所と保存先を教えて」と指定できます。これは記事用の例文です。文章の内容を大きく変えないでほしいなら、その条件も添えておきます。
「何をしてほしいか」に加えて「何を残すか」「結果をどう確かめるか」。この三つがあると、人間が確認する場所も決まります。初回は後半で紹介する、ファイルを変更しない依頼から試してみましょう。
繰り返すルールだけAGENTS.mdへまとめる
同じプロジェクトで何度も作業するなら、毎回伝えるルールをAGENTS.mdに残す方法があります。プロジェクトの基点となるフォルダに置く指示ファイルで、公式には作業開始前に読み込む仕組みとして案内されています。最初から作成必須、というわけではありません。
内容は少数からで十分です。以下は練習用の例で、用途に合わせて書き換えます。
# 作業ルール
- 日本語で、結論から答える。
- 依頼したファイルだけを対象にする。
- 原本を残し、変更した箇所と保存先を報告する。
- 公開や外部送信は、明示した依頼の範囲で行う。
作成・更新後は、新しいチャットで適用される指示を確認するとよいでしょう。別の場所にある指示も重なることがあるため、返事だけでなくファイルの場所も見ます。読み込みの仕組みは、AGENTS.mdによる作業ルールの指定で確認できます。指示ファイルは、権限設定の代わりにはなりません。
ルールが決まれば、残りの設定も見通しやすくなります。用途が出てから追加する項目を見ます。
モデルやconfig.tomlは、必要になってから見直そう


🗨️ たかのひとことメモ
設定を増やすほど使いやすくなるとは限りません。困った所に合う設定から足していきましょう。
モデルや設定ファイルも気になりますが、用途が分かってから調整するほうが選びやすいです。最初の確認では、今使えるモデルと現在の設定を把握します。誰かの設定を一式コピーする前に、どこへ適用する設定なのかを見ておきましょう。
使えるモデルと現在の設定を確認する
まず手元のモデル選択で、利用できる候補と現在の選択を見ます。特定のモデル名を「全員これに変更」と決めるより、短い確認依頼を試し、必要な用途で見直すとよいでしょう。利用できる選択肢は、環境や契約に応じて確認してください。
CLIを使っている場合は、/statusで現在のモデルや承認方針、作業領域などを確認できます。/debug-configは、どの設定が適用されているかを確認するためのコマンドです。どちらもCLI向けの説明で、通常のアプリチャットへ同じ文字を入れれば同じ結果が出る、という意味ではありません。
デスクトップのCodexはCLI・IDE拡張と共通のエージェント設定を使います。一方、管理されたChatGPT Workの環境はローカルのconfig.tomlを読みません。対象環境を区別する根拠は、OpenAI公式の開発者向け設定です。
アプリ設定・config.toml・AGENTS.mdの役割を分ける
名前が似て見えても、役割は違います。config.toml(コンフィグ・トムル)は、Codexの動作設定を書くファイル。AGENTS.mdは作業中に守ってほしい指示。アプリ設定は、画面や通知なども含む設定の入口です。

この三つは用途で使い分けます。指示ファイルに書いたお願いを、動作設定と同じものとして扱わないのがポイントです。
config.tomlには、ユーザー共通の~/.codex/config.tomlと、信頼されたプロジェクト内の.codex/config.tomlなどがあります。~はユーザーのホームフォルダを表す記号です。プロジェクト側の設定には適用条件と優先順位があるため、置いただけで常に有効とは考えないでください。
初回から自分で設定ファイルを用意しなくても、利用中の設定で確認を始められます。変更する理由が出たら元のファイルを残し、項目を一つずつ見直しましょう。場所と適用条件は、config.tomlの基本設定を参照できます。
通知や表示、外部連携は用途に合わせて追加する
文字が見づらいなら表示設定を、作業終了に気付きたいなら通知設定を見直します。これらは作業フォルダや権限の確認と別に、自分の使いやすさに合わせて調整する項目です。設定の場所や選択肢は、アプリの設定項目で確認できます。
MCP(外部ツールとつなぐ仕組み)などの連携は、つなぎたい相手と用途が決まってから検討すれば十分です。原稿を一つ確認する段階で、使わないサービスまで接続する必要はありません。
迷ったら「この設定を変えると、今の困りごとが解決するか」で判断してみてください。目的がまだ説明できない項目は、いったん置いておく。設定探しが趣味になりそうな日は、先に小さな依頼を一つ、です。
準備の話はここまで。最後に読み取りだけの依頼で、対象とルールが合っているか確かめます。
初期設定ができたら、ファイルを変更しない依頼で確かめよう


🗨️ たかのひとことメモ
返事が来たら、手元の場所と見比べましょう。「了解です」だけで確認を終えないのがコツです。
設定を見終えたら、小さな依頼で認識を確かめます。最初は原稿を直すより、ファイル名と作業ルールを教えてもらうくらいが確認しやすいです。返事の内容をエクスプローラーや現在の設定と照合し、合っている所と違う所を分けます。
対象とルールを読み取って、認識を確認してもらう
たとえば、次のように依頼します。対象は、先ほど用意した練習用フォルダです。
日本語で答えてください。
この練習用フォルダ内のファイル名と、適用される作業ルールを教えてください。
ファイルは作成・変更・削除しないでください。
読み取れないものは、推測せず教えてください。
返事に出てきたファイル名が実物と合うか、対象が別のフォルダになっていないかを確認します。AGENTS.mdを置いた場合は、ルールの認識も見比べてください。フォルダ全体に不要な資料が混ざっていたら、この段階で練習場所を整理します。
この依頼文は変更しないよう伝える指示です。技術的な読み取り専用の制限へ切り替えたことにはなりません。また、読み取りが成功しても、書き込み・ネット接続・画像保存まで検証できたわけではありません。次の作業で使う権限と結果は、その都度確認します。
場所・権限・ルールが違ったときの確認順を決める
違うファイル名が返ってきたら、まず作業場所を見直します。読み取れないなら、対象ファイルがそこにあるかを確かめ、その後に権限や表示されたエラーを見ます。場所の問題と権限の問題を一緒に直そうとすると、何が原因だったか分からなくなります。
ルールが違うときは、AGENTS.mdの場所や主フォルダを確認し、新しいチャットで読み込みを確かめます。別の指示が重なっている可能性もあるので、いきなり設定ファイルを全部書き換えるより、違った箇所を一つずつ確認してみてください。
準備の確認ができたら、Codex Windows版の依頼・修正・保存確認で導入後の操作へ進めます。小さな変更を頼み、実際の保存先と差分を自分で見るところまでが、次の一歩です。
確認が合わないときは、その場所から見直せば大丈夫。始める前の要点を最後に整理します。
まとめ|作業場所と権限を確認したら、小さく使い始めよう


🗨️ たかのひとことメモ
初期設定のゴールは、設定欄を埋めることではなく、自分の作業を始められることですよ。
Codexの初期設定では、最初に作業場所と許可範囲を確認します。日本語の指示や継続ルールを整えたら、ファイルを変更しない依頼で手元の内容と照合。必要な設定は、その後の用途に合わせて追加できます。
- 作業フォルダ:必要なファイルだけ集め、絶対パスと名前で確かめる。
- 権限:現在のモードと操作できる範囲を見て、指示文と区別する。
- 作業ルール:対象・残すもの・確認方法を伝え、繰り返すならAGENTS.mdへ。
- 設定ファイル:config.tomlや外部連携は、用途が決まってから見直す。
まずは短い原稿のコピーを練習用フォルダに置き、ファイル名と適用ルールを確認してみてください。読み取りの確認と、変更した結果の確認は、それぞれの作業で行います。
何から確認するかが決まれば、設定画面にも戻りやすくなります。自分で見比べられる小さな作業から、一つずつ始めてみてください。
Codexのインストールと初期設定は何が違いますか?
インストールはCodexを使える入口を用意する作業です。初期設定では、導入後の作業フォルダ・権限・指示ルールを確認します。
AGENTS.mdは初めから作る必要がありますか?
最初から必須ではありません。その場の依頼で伝え、同じルールを繰り返し使うようになったらファイルにまとめる方法があります。
config.tomlを作らないと使えませんか?
初回から自分で作成しなくても、利用中の設定で確認を始められます。変更したい項目が出たら、対象環境と適用条件を確かめてから見直します。
ChatGPTアカウントで使う場合もAPIキーが必要ですか?
公式のクイックスタートでは、ChatGPTアカウントでのサインインとAPIキーを使う方法が案内されています。ChatGPTアカウントで使う場合に、APIキーを別途用意することが必須というわけではありません。
初期設定は後から変更できますか?
作業フォルダや権限、指示ルールは後から見直せます。変更したら、現在のチャットで使う場所と設定に反映されているか確認してください。

